いつかはやらないといけない時が来る大腸検査。
しかし受けるには言い知れぬ不安があるのではないでしょうか。
事前に流れを知っておくと検査への不安は少しは軽減すると思います。
私が身をもって体験してきた大腸検査について書いていきます。
大腸検査の前準備
先日人生初の大腸検査をしてきましたので流れについてお伝えしようと思います。
不安に思っている方もいると思いますが(私はめっちゃ不安でした)実際は大丈夫です。乗り越えられます!
私はいつも通っている内科から大腸検査をしてもらう大きい病院を紹介してもらった関係でその内科で感染症の検査をするために採血をしました。
その後に検査前日の夕食後に飲む下剤1錠と検査当日の朝に飲む下剤と下剤を飲む前に飲む吐き気止め1錠を貰いました。
検査当日に飲む下剤は2種類の液体を薄めて飲むのですがそのうちの1つ「バロス」というものは冷蔵庫で保管して下さい。もう1つ「ムーベン」というものもあるのですが、それは常温保存で大丈夫です。
検査前日の夕食なのですが、消化の良いもの、例えばお粥、豆腐、うどん、食パン、バナナなどが推奨です。夕食後下剤を1錠飲むのですが、私は飲んだ後全く効果が無く夜はグッスリ眠れてしまいました(笑)
そして当日の朝は私の検査が14時からなのですが6時に起きてとの説明を受けていました。当然食べ物は食べれなく水のみ摂取可能です。
起きてから何をするかというと「ムーベン」と「バロス」を飲みます。
これを事前に渡されていた2リットルの容器に入れて2リットルになるまで水で薄めます。
お勧めは前日に作っておいて冷蔵庫で冷やしておくことです。
なぜ冷やしておいた方がいいのか、それは「不味い」からです。
冷えていたほうがまだ飲めるという感覚です。
これを2時間かけて飲みます。
2リットル容器に計量カップがついていて1杯180mlでそれを15分のペースで飲んで下さいと説明書に書いてあるのですが私は結果4時間かかってしまいました(泣)
原因としては私にとって「とにかく不味い」のとよく振って飲まなかったため恐らく「バロス」が沈殿していて飲めば飲むほど不味さが加速してしまったからです(泣)
よく振って飲むようにしましょう。
味は「スポーツドリンクを不味くしたもの」です。思いのほか大丈夫だった、という方もいると思います。
そして半分飲むか飲まないかのタイミングで便意が来ます。
1杯飲む度に便意が襲ってくる感じで私は合計10回ほどはトイレに駆け込んだかと思います。
目指すゴールは「お尻からおしっこが出る」レベルです。そして色は薄黄色になるくらいまでです。
こうならないと検査前にさらに飲まされるらしいので誰も見ていないからと言ってもきちんとしておきましょう。
そして最悪カメラを入れられたのに中止なんてなったら辛さ2倍ですよ( ノД`)シクシク…
移動中に便意が来たら困るので時間に余裕を持って飲むのがいいですよね。
病院の移動手段はタクシーを利用しまして自分で運転はしていきませんでした。結果良かっと思いました。
行きは便意、帰りはお腹の張りと闘わなくてはならなく運転は難しかったと感じました。
病院での検査直前にまず看護士さんから「ムーベンは飲み切ったか」「便の色」など聞かれ検査の流れの説明を受けます。
そして別室で着替えます。上はシャツ1枚、下は穴あき紙パンツを履きます。穴が開いている方が後ろですよ。そしてガウンを着ます。
余談ですが検査が予定時刻よりも遅れてドキドキした時間が長くてつらかったです(笑)
大腸検査の流れ
スライド式のドアが開いて入った瞬間ビックリしました。
先生の他に4~5人くらいいまして想像してたより人が多い!
迫力にさらに不安倍増です(笑)
先生から簡単な説明があったのち同意書にサインです(初めてで舞い上がりどんな説明だったのかも覚えていないです汗)
そしていよいよ検査なのですが、そこまでの流れが短時間に行われるのでもう「ヤバイ」としか思えませんでした。
直前に腸の動きを弱くする「筋肉注射」を肩のあたりにうつのですが注射嫌いな私でも痛みをほとんど感じないくらい緊張していました(もしかしたら看護士さんのレベルが高かったのかも)
そしていよいよ検査開始です。
看護士さんが私の体勢を変えて軽く押さえました。
左向きの横にされました。
そして先生が「始めますよ~」と言いながら一気にカメラを入れだしました(泣)
出口付近にものすごい違和感と猛烈な便意を感じながら(猛烈な便意はエア便意といいますか実際には何もでなかったようです)いつカメラが入ってくるのかと思っていたらもうすでにどんどん奥に入っていたようです(笑)
ぜんぜん腸に入っている感じはしませんでした。
しかし空気を入れながらなのでお腹は張ってくるのがよく分かりました。
しかし腸には3か所カーブというか曲がった個所がありまして曲がるところに差し掛かると
痛みと言うか押されて苦しいと言うか、そんな感覚になります。
モニターを見て把握している看護士さんが「そろそろちょっときつくなりますよー」
とか言ってくれます。
過ぎれば楽になります。
あっという間に腸の奥に到達したと先生が。
時間にしたら5分かかったかどうかという感覚でした。
そして腸の奥からカメラを戻す時に腸内を撮影しながら戻します。
体勢も横向きから仰向けにされました。
私はカメラが入ったままで動けず、看護士さんが強制的に動かしてくれました(笑)
間もなく終了しました。
合計10分くらいの感覚で意外とあっさり終わった印象です。
お尻も特に痛くなくよかったです。
その後すぐに腸内の画像を見せられてどうだっかを教えてくれます。
私の結果は問題なし!
受けてみて思ったのは思ったより大丈夫で眠っている間に検査を受けれるタイプも考えていたのですが普通のタイプで問題なしです。
初めてだったので未知の緊張がとんでも無かったですが汗
終わってから1つ誤算がありました。
それは腸内に溜まった空気がすごく、お腹が満腹みたいな状態になり立ち上がった時に真っ直ぐに立てないことでした。
常に前かがみの状態で「車の運転がかなり難しい」です。
できれば公共機関やタクシーを利用された方がいいと思います。
ちなみに私は往復タクシーを利用しました。
大腸検査は怖くありませんので1度受けてみてはいかがでしょうか。