新日本プロレスの新型コロナウィルスの影響とこれからについて

日本全体が新型コロナウィルスの影響を受けておりますが、新日本プロレスも同様に影響を受けています。

現状の新日本プロレスの状況とこれからについて考察したいと思います。




【新日本プロレス】新型コロナウィルスの影響

この記事を書いている2020年3月1日現在、3月14日の千葉大会までの全11大会までの中止が決定しています。

これは政府からのイベント開催についての自粛要請を受けて自主的に新日本プロレスが行ったものです。

感染の拡大を防ぐため、致し方ない判断だったと思いますが大きな影響が出ています。

色々な影響が考えられますが大きく分けて3つあると思っています。

収益面での影響

大会の中止によってチケットやグッズの売り上げが無くなってしまったのと、大会にかかる経費(人件費、会場費等)がすべて赤字になります。広告料やスポンサー料にも影響が出る可能性もあり、会社として大きな負担となってしまいます。

そして全国各地には新日本プロレスを応援してくれる人(いわゆるタニマチ)もいてチケットの販売等協力してくれるのでその方々の収益面にも影響してしまいます。

ファンへの影響

ファンにとってプロレスの生観戦は年に何度もあることではないので(たくさん行かれている方ももちろんいますが)とても楽しみにしています。場所によっては1年に1回、もしくは数年に1回や初めて新日本プロレスが来る会場もあるでしょう。

この日のために仕事や用事を調整して都合をつけた人もいるのではないでしょうか。

次にいつ来るか分からない貴重な生観戦の機会が無くなってしまうのはファンにとって非常に残念なことです。

大会の流れの影響

新日本プロレスに限ったことではないのですが、プロレスの大会は何大会かで1つのテーマで行われていきます。直近の例ですと「NEW JAPAN CUP 2020」というシリーズがありますが3月4日から3月21日まで全13大会で構成されています。

しかしコロナウィルスの影響で最初の8大会が中止が決定、残り5大会は現在中止のアナウンスはありませんが13大会で開催するシリーズを5大会で完結させるのは難しいのではないかと予想され、大会テーマやカードの内容の大幅な変更をしなくてなならないと思います。

他にも選手個人個人の流れというかストーリーがあります。例えばチャンピオンに挑戦する選手が挑戦するタイトルマッチの前には何大会に渡り前哨戦という形で対戦していきファンを盛り上げてタイトルマッチを注目させることをします。

大会が中止することによってこのようなストーリーが分断されてしまうため、また1から話題を作っていかなくてはなりません。



【新日本プロレス】これからの考察

新型コロナウィルス感染拡大防止のための大会中止をずっとすると色んな影響が出るというのは明らかになったと思います。

時期は慎重に検討して欲しいのですが早目に大会の再開をしてもらいたいです。

もちろんしっかり感染対策をしてもらうのは前提です。

例えば

・お客さんはマスク着用が必須、マスクを持っていないお客さんに対しては新日本プロレスでマスクを用意して1人1枚など制限を設けて配る、またはマスクが着用されていないお客さんの入場をお断りする。

・会場に入る際に必ずアルコール消毒をしてもらう(入口にアルコールスプレー設置)

・体調の悪い人は来場を控えてもらう旨の告知

・風邪の疑いのある選手の欠場

などが考えられますがマスクやアルコールスプレーの確保が難しかったり、体調が悪くても隠して観戦したり、自覚症状がない人もいるので完璧な対策ではありません。

しかし極力感染しづらい会場の環境を作るのと、来場するお客さんも普段から手洗い、うがいをしっかり行ったり、しっかり食べて十分な睡眠を取って免疫力を上げる対策をする。

1人1人が意識することで限りなく感染のリスクを下げたうえでの開催は可能かと考えます。

自粛ばかりだとみんな元気がなくなっていく気がしますし、日本経済も停滞してしまいます。

是非とも新日本プロレスから日本全体に元気を発信していって欲しいですね。