【新日本プロレス】ニュージャパンカップ2020出場者と注目の組み合わせ

すっかり新日本プロレスの春の風物詩となったニュージャパンカップが2020年も開催されます。

春のナンバーワン決定戦の位置づけの大会で日頃から注目されているヘビー級の選手たちが出場しトーナメント方式の組み合わせで対戦、総勢32名の選手によって争われます。

※2020/02/28追記

コロナウィルスの影響でニュージャパンカップ2020は2020/03/14の千葉大会まで中止が決まっています。今後の開催は未定で発表になっておりません。

せっかくの好カードが見れなくて非常に残念ですが感染拡大防止のためなので次の開催を楽しみに待ちたいと思います。



新日本プロレスニュージャパンカップ2020

優勝者には副賞としてIWGPヘビー級のベルトに挑戦することができますが、今年はIWGPヘビーとIWGPインターコンチネンタルの2冠王者が誕生しているため、今年はダブルタイトルマッチとなりますね。

現王者はニュージャパンカップには出場できないことになっており(現王者が優勝してしまうと挑戦者がいなくタイトルマッチができなくなるため)現王者は内藤哲也です。



出場者と注目の組み合わせ

今年の出場者はオカダ・カズチカや棚橋弘至など全32選手でトーナメントにて争われます。

魅力的な対戦ばかりなのですが、特に注目したい1回戦の組み合わせを5つ紹介したいと思います。

◎棚橋弘至VSタイチ

この2人のシングルマッチは久々で新鮮なカードです。

IWGPタッグでも対戦が予想されており勝った方は優位に立てるのではないでしょうか。

タイチの実力と人気が上がってきている今、順当にいけば棚橋弘至の勝利なのですがタイチの勝利への執念で反則も辞さないことも考えられタイチの勝利の可能性も十分考えられる状況だと思います。

もしタイチ勝利となると会場は驚きと喜びで会場のボルテージはもの凄いことになるのが想像できます!

一方棚橋弘至もエースとしてまだまだトップで活躍しており、IWGPのベルトを再び巻くために当然ニュージャパンカップは優勝を狙っているので簡単に勝利を譲るはずもなく激戦間違いなしです。

◎飯伏幸太VSザックセイバーJr

飯伏幸太の狂気かザックセイバーJrのテクニックか。

飯伏幸太の高い身体能力を生かした飛び技や蹴り、デンジャラスな投げ技や危険な後頭部への攻撃の技も持っており全部喰らうとザックセイバーJrに勝ち目はないと思います。

しかしザックセイバーJrには複合関節技やレスリング技術を生かした多彩な押さえ込み、そしてザックドライバーというフィニッシュホールドもあり簡単には負けないと予想しています。

一瞬で逆転してしまう関節技は脅威という他にありません。

正直どちらが勝っても不思議ではないカードですね。

◎ウィル・オスプレイVS鷹木信悟

昨年のベスト・オブ・スーパージュニアの決勝戦のカードがニュージャパンカップ1回戦で実現!

体重はジュニアヘビーでも実力はヘビー級の両者。

華麗な空中技もあり、ストームブレイカーを始め多彩なフィニッシュ級の技を持っているウィル・オスプレイが若干のリードの感じが。

しかし鷹木信悟の頑丈な肉体で受けきってしまう可能性とラスト・オブ・ドラゴンを筆頭とした破壊力抜群の技も持っており勝敗の予想は難しく最後まで目が離せない展開になると思います。

◎小島聡VSイービル

このシングルマッチが見れるとは!!!

もしかしたら2020年2月20日のタッグマッチで2人が対戦した際に小島聡がイービルからフォール勝ちを収めたことに関係あるのかと思ってしまいますね。

最近は最前線での活躍は出来ていない小島聡ですが体調の調整にも余念がなくキャリアも長いので勝ち方は分かっています。

ラリアットの破壊力は健在でトップの実力は持っているので勝機は十分にあると思います。

一方のイービルもトップの意地もあり2連敗はできないところ。しかし最近は節目節目で負けてしまうことも多く本当のトップになるためには絶対に負けられない戦いです。

◎オカダ・カズチカVSジェイ・ホワイト

このカードが1回戦で実現という贅沢な1戦です。

ということはどちらかが1回戦で敗退という信じられないことになりますね。

現在ベルトを持っていないとはいえ実力は間違いなく新日本プロレスのナンバーワンのオカダ・カズチカが絶対有利なはずですが、外国人ナンバーワンの実力者ジェイ・ホワイトも必殺のブレードランナーもあり、インサイドワークが上手いのでレフェリーの死角を突いた反則行為もありハラハラドキドキの戦いになりそうです。

今年もどんなドラマが待っているのか楽しみですね。