新日本プロレス「１００年に１人の逸材」棚橋弘至。
プロレスファンなら知らない人はいないというくらい目覚ましい活躍でプロレス界を牽引しているエースですが過去には女性に刺された事件がありました。
事件の犯人は一体誰なのか？そしてその理由は？
当時スポーツ紙１面にも載った二股刺傷事件について触れていこうと思います。
棚橋弘至が刺される？犯人は誰？その理由とは
事件は２００２年１１月２８日に発生します。
棚橋弘至が当時交際していた女性に「彼女ができた」と別れ話を切り出したことが事件発生の原因です。
交際していた女性は棚橋弘至のことが本当に好きだったんでしょう。
女性は精神的に大きなショックを受け、今後も交際を続けたかった女性からすると「ずるい。自分は弄ばれたんだ」と感じ、棚橋弘至が出て行ったら２度と自分のところには戻らないと思い孤独感や絶望感などが極まって棚橋弘至の背中を２回刺してしまいました。
この交際女性は原仁美という名前で元タレントということなのですが格闘番組のアシスタントをしていたようです。
現在はタレントだったことを確認できる情報を見つけることができませんでした。
当時の棚橋弘至は非常にモテていた様で「彼女が出来た」と言っていた女性は現在の奥さんで他にも複数の女性と付き合っていたのだとか。
そして原仁美にも他に付き合っている人がいたのではという情報もありました。
そしてレスラー仲間からも「いつか刺されるぞ」と言われていたようですが冗談で言われていたと思うのですがまさか現実になってしまうとは…
刺された棚橋弘至ですが刺された後、ナイフが体に刺さった状態で原付を自分で運転して病院に行って手当を受けたそうです。
ナイフは肺にまで達し出血量は約1.7リットルもの量で一時は意識不明にもなりました。
一般人なら即死レベルの出血量だというから棚橋弘至のタフさと自分だったら死んでるんだな、と驚きを隠せません。
この事件の後肉体的な大きなダメージの影響で復帰まで半年くらいかかっています。
一方原仁美は逮捕されてしまいましたが、最終的に裁判で懲役３年執行猶予４年の判決が出ています。
執行猶予判決が出たのは棚橋弘至側にも非がある、そして強い主張をしなかったためだと思われます。
この事件をきっかけに
当時の棚橋弘至はかなり天狗になっていたようでこの事件をきっかけに本当の意味でプロレスに没頭するようになったと思います。
実際本人が
「プロレスに対する悪いイメージをつくってしまった。僕はスターだと勘違いしていました。すべて自業自得です」
「あのころの写真を見ると、どれも悪相をしています。実際、チャラチャラしてた。でも、この一件で僕はエースの意味を考え直し、本当の意味でのエースを目指す決心を固めました」
などと発言していることからも分かります。
そして
「親父は僕を見舞った後、会社の上層部の方々を訪ねて頭を下げてくれたそうです」
新日本プロレスもこの事件で棚橋弘至を解雇することはしませんでした。
棚橋弘至に可能性を感じていたのだと思います。
そしてお父様にも
「プロレスに借りができた。必ずご恩返しをしなさい」
と声をかけられたそうです。
もしかしたらこの事件がなかったら今の棚橋弘至はいなかったのかも知れませんね。
本当であればこのような事件を起こさないで活躍して欲しいですが棚橋弘至にとっては
大きな人生のターニングポイントだったのは間違いでしょう。
これからも棚橋弘至の活躍に期待しましょう！