新日本プロレスのユニットの中で今一番勢いがある「UNITED EMPIRE」(ユナイテッド エンパイア)を率いているウィルオスプレイ。
2021年のニュージャパンカップを制した実力は本物です。
そのニュージャパンカップ決勝後にまさかの彼女のビープレストリーにIWGP世界ヘビー級のベルトへの挑戦の不退転の覚悟を見せた別れのオスカッターを決めて破局したのか?
そしてユナイテッドエンパイアの新メンバーは一体誰なのか予想してみたいと思います。
ウィルオスプレイの彼女のビープレストリーと破局?
2021年3月21日のニュージャパンカップ決勝で鷹木信悟を破り優勝したウィルオスプレイ選手が試合後の初代IWGP世界ヘビー級チャンピオンの飯伏選手に挑戦のマイクアピールをした直後に味方であるはずの彼女のビープレストリー選手にオスカッターを炸裂させてベルト挑戦への覚悟を見せました。
どうしてこのような行動に出たのでしょうか。
試合後のコメントから理由が推察できます。
「最近のオマエには批判の声しか聞かない。IWGPヘビー級とインターコンチネンタルのベルトの統一、そしてIWGP世界ヘビー級の新設、賛否両論だな。だが俺は、オマエの提案に同意してる。正直、俺にとって歴史とか過去は大した意味はない。大事なのは自分がトップに立つことだ。本音では認めたくはないが、いま、トップに立ってるのはイブシ、オマエだ。オマエをぶっ潰してベルトを獲るためなら手段は選ばない。プロレスは俺の人生のすべてだ。IWGP世界ヘビー級のベルトを巻くことは俺の宿命だ。俺に必要なのはそのベルトだ……、何よりも……、誰よりも……」
これは試合後のリング上でのコメントで、この直後にビープレストリー選手にオスカッターを決めます。
「俺に聞きたいことがいろいろあるはずだ。世界一のレスラーになること、それが何よりも大事だ。このトロフィーを手にしても、世界一の勲章を手に入れたわけじゃない。IWGP世界ヘビー級ベルトこそが世界一の証だ。そうだろ? 俺はベストでありたい。それが俺にとって何よりも意味のあることだ。だから今日、世界で一番愛する女性にオスカッターを食らわせないといけなかった。他の方法はなかった。付き合って5年、同棲もしてる。でも、もうどうでもいい。今の俺にはIWGP世界ヘビー級王座以外は意味がない。
俺は世界で一番愛する人にもあんなことができるんだ。イブシ、相手がお前なら一切容赦はしない。お前は神なんかじゃない。でも俺だって悪魔でもなければ神でもない。ただただ、お前の信念というものが見えてこない。お前はニュージャパンの顔じゃない。ニュージャパンの顔はこの俺だ! 4月4日、リョーゴクが楽しみだ。リョーゴクでは、一度の負けを除きずっと勝っている。運命に導かれ、この俺がIWGP世界ヘビー級王者に君臨する」
そしてこちらがバックステージでのコメントですが、オスプレイ選手はすべてを捨ててIWGP世界ヘビー級のベルトを取るためだけに集中したいという気持ちが読み取れます。
なのでビープレストリー選手とは破局したと考えるのが自然でしょう。
ユナイテッド・エンパイアの次なる新メンバーとは
2021年4月4日の両国大会での第3試合での6人ダッグマッチにユナイテッドエンパイアの選手の1人が「X」となっており、新メンバーが増えることが確定的となっています。
ここで新メンバーは誰なのか予想したいと思います。
筆者の候補は3人です。
・トーア・ヘナーレ
最近のヘナーレ選手の言動や態度がおかしい様子で近いうちに何か行動を起こしそうな気配があります。
自分の殻を破るためにユナイテッド・エンパイアに電撃加入する可能性は十分高いと思います。
・YOH
同じく両国大会で復帰が発表されたYOH選手。
2021年3月21日に復帰の挨拶でリングに上がりましたが、バックステージでのコメントが気になります。
「いろいろ、いろいろ言いたいことはあるんだけど、とにかく(※両手で挟むように左ヒザを2、3回ポンポンと叩いて)ヒザはもう大丈夫なんで。
ただ一個だけ……俺自身が、SHOくんと、(ROPPONGI)3Kとして、どこまでできるか、どこまで闘えるか、それを確かめたい。確認したい。今言えるのは、それだけです」
と意味深な発言をしています。
ですが復帰戦でIWGPジュニアタッグのベルトへの挑戦表明をしているので物理的に無理ですね。
・ロビー・イーグルス
オスプレイ選手の盟友ですね。
かつてバレットクラブ所属だったロビーイーグルス選手がオスプレイ選手と共闘するためにケイオスに移籍した過去を持ちます。
ユナイテッドエンパイアの勢力拡大に手を貸す可能性は十分にあります。
筆者の結論はトーア・ヘナーレ選手です。
理由はファンがヘナーレ選手の壁が破れなくてもがき苦しんでいる姿を見ているからです。
ただ、インパクトを与えるという点では違うのかなとも思ってしまいます。
他にも海外武者修行に行っている選手などもいますし、サプライズが期待されますね。
色んな事を想像しながら両国大会を楽しみにしましょう。